世の中ってのは、子供の頃に思い描いていたソレとは随分と異なり、複雑です。
その中に自分がいるのは、なんだか異様で、そして、滑稽でもあります。
例えて言うなれば、線路のようなものでありまして。分岐点は幾らでもあるのに、それに気付くのはその分岐点を過ぎた後であります。
次の停車駅はどこなのか、それもやはり停まってみないとわからないのでしょう。